小学生にも人気の「ピクミン4」について知りたい方へ。

ピクミンかわいい!ダンドリ・ダンドリ!
人気なピクミンシリーズの第4弾であり、待望のSwitchで発売されました。
初心者でも遊びやすい設計と、ダンドリやオリマー遭難記などのやりこみ要素も十分あり、新規ユーザーからシリーズファンまで高評価を得ています。
発売日:2023年7月
ジャンル:リアルタイムストラテジー
開発元:任天堂
対応機種:Nintendo Switch
かわいい見た目と戦略性のあるゲームだから子供に買い与える保護者も多いです。
当記事では「ピクミン4」をプレイした感想とともに、どんなゲームなのか?子供でも楽しめるのか?をまとめました。
ピクミンってどんなゲーム?
小さな生き物ピクミンと一緒に、未知の惑星を探検するアクション&ストラテジーゲーム。

プレイヤーは、宇宙救助隊の新人隊員。
遭難した仲間を助けるために、ピクミンたちと一緒に未知の惑星を探検していく。
プレイヤーはピクミンに指示を出して、
- 敵と戦う
- ものを運ぶ
- 道を作る
ピクミンごとの特性を活かした戦略を考えることも大事になります。
ボタン操作もシンプルで簡単です。
ジャイロでピクミンを投げる位置を定めるのですが、オートロック機能もあるので難しくありません。
ピクミンのかわいさと切なさ
見た目は小さくて、ちょこちょこ歩いたり、一生けん命物を運んだりする姿に思わず「がんばれ~!」って応援したくなります。

ピクミンかわいい!

プレイヤーのためにがんばる姿が愛おしい
ちょっとしたことで驚いたり、あわてたり…。
それぞれに個性があって、見ているだけで飽きないかわいさです。

しかし、ピクミンの世界は残酷でもあります。
プレイヤーのために命がけで働くピクミンは、倒れるときに小さな声をあげて、魂がふわっと空にのぼっていく演出があります。
指示に忠実で、文句ひとつ言わずに働く姿に、なんともいえない切なさを感じます。
ピクミン4での進化
ピクミン4はあらゆる面で進化をしていて、さらに遊びやすくなっています。
相棒オッチンの存在
オッチンにプレイヤーやピクミンが乗ることができます。

前作までは連れ歩くピクミンが100匹にもなると、大所帯過ぎて移動が大変でした。ピクミンが細い橋から落ちたり、ついてこなかったり…。
オッチンがいることで、安定して移動できるようになりました。
さらに、プレイヤーとオッチンが手分けして、作業することも可能になり効率が上がりました。
難易度設定が絶妙
「ピクミン1」は、時間制限が厳しすぎる。
「ピクミン2」は、難易度が難しすぎる。オートロック機能がなく、敵にあてるのが難しかった。

「ピクミン1・2」は難しいゲーム?

そうだね。
いい意味で昔のゲームだなっという感じ
対して、「ピクミン3」からはオートロック機能が追加されて、格段に遊びやすくなりました。
しかし「ピクミン3」はシリーズファンにとっては物足りないという意見が多くありました。
「ピクミン4」ではストーリーとは別にやりこみ要素を作ることで、古参にも満足できる内容となっています。
子供にもできる?
ピクミン4は子供でも楽しくプレイできる工夫がされています。
ストーリーは明確で分かりやすい
次にやるべきことを仲間キャラが助言してくれたり、フィールドにもヒントがあるので迷うことはないでしょう。

漢字にはふりがなあり!
ひらがなと数字が読めればプレイできるので、小学1年生から楽しめるでしょう。
論理的思考・計画力が必要
効率が求められる「ダンドリ」は、戦略を考えることが大事になります。
制限時間内に効率よくピクミンを使い、目標を達成するミッション。
限られた時間とピクミンで「ダンドリ」よくプレイすることが求められる。
ストーリーよりも難易度は難しめ
ピクミンを「どこに」「何匹送るか」を考えて動かす必要があります。
「優先順位をつける」「順序を考える」力が自然と育ちます。
ロックオン機能あり
ロックオン機能がついているので、ピクミンを対象に投げやすくなっています。
敵などの対象にカメラや操作の注目を固定する機能。
ロックオンすると、カメラが自動的にその対象を中心に追いかけてくれる。
敵の方向にピクミンを正確に投げられるので、アクションが苦手でも戦いやすいです。
視点がぶれにくく、画面が安定します。
シリーズのつながりはある?
「ピクミン4」はゆるやかなシリーズのつながりがあります。
続編というよりは、シリーズの流れをふまえた新しい始まりのような位置づけになっています。
1〜4にはシリーズを通して、オリマーとルーイという共通キャラクターができます。

ピクミン1(2001) | オリマー | 宇宙船が墜落、ピクミンと脱出を目指す | 4で回想や影響あり |
ピクミン2(2004) | オリマーとルーイ | 借金返済のためお宝回収 | |
ピクミン3(2013) | 新キャラ3人 | 食糧不足の星から資源回収 | オリマーとルーイも登場 |
ピクミン4(2013) | 新主人公 | 救助隊として派遣される | シリーズのまとめ+新展開 |
時系列は1・2・3・4の順です。
「ピクミン4」でオリマーが回想する「オリマー遭難記」は「ピクミン1」の話でもあります。

「ピクミン4」は初めてでもわかる作りになっている!
シリーズ経験者には、過去作のキャラが登場して楽しめる要素でもあります。
やりこみ要素とボリューム
「ピクミン4」にはやりこみ要素やボリュームがかなり豊富で、シリーズでも最大級の内容です。
1. ダンドリチャレンジ&ダンドリバトル
- 制限時間内にピクミンを使ってスコアを競う高難度モード。
- ランクごとの評価(ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ)あり。
- プラチナメダルを全制覇するのは本気でやり込む人向け!
2. 遭難者の救助(サブミッション)
- マップごとに散らばった「遭難者」を助けると、物語が進展&報酬ももらえる。
- 100人以上のキャラが存在し、それぞれにセリフや背景がある!
3. お宝・原生生物の図鑑コンプリート
- 各地にある「お宝」や「生き物」には図鑑があり、すべて集めるのが目標。
- コレクター的な楽しみあり!
4. クリア後の「オリマー遭難記」
- 本編クリア後に解放されるモードで、ピクミン1のオマージュ的な内容
- 時間制限つきで、「原点にして高難度」ともいえる内容。
- ここがシリーズファン向けのやりこみゾーンです!
「ていねいに集める」ことが好きな人にぴったりのやりこみ型アクションです!
総評:考えながらプレイする楽しさ
「ピクミン4」は、
- アクションが苦手な人でも遊びやすい
- 得意な人でも満足できる難易度ミッション
そんな絶妙なバランスで作られた、すべての人におすすめの知育型アクションゲームです。

まさに「こんなピクミンがやりたかった」を実現した!
前作までの不評だった部分を改善し、いいところを詰め込んだシリーズの集大成ともいえる作品です。