PS5のストレージを増やしたいと考えている方へ。

容量が足りないから、増やしたい!

ストレージの拡張する方法を解説するよ
最近のゲームタイトルは1本で100GBを超えることも珍しくありません。
特にダウンロード派の方は、数本入れるだけで容量が限界に達してしまいます。
そんな悩みはストレージを拡張すると、解決できます。
当記事では、PS5のストレージを増設・拡張する方法をまとめました。
空き容量の確認
ゲームのインストール前や、外付けストレージを接続する前に現在の空き容量を確認しておくことをおすすめします。

PS5のストレージ容量を確認する手順
- PS5のホーム画面で「設定(歯車アイコン)」を選択
- 「ストレージ」を選ぶ
- 「本体ストレージ」と「USB拡張ストレージ(接続していれば)」の情報が表示される
どの種類のデータがどれだけ容量を使っているかを視覚的に確認できます。
PS5のストレージは4種類
PS5のストレージについて、整理しておきましょう。
- 本体ストレージ
- 内蔵M.2 SSDストレージ(増設ストレージ)
- USB拡張ストレージ(外付SSD)
- クラウド
本体ストレージ
最初から本体に内蔵されているSSDのことです。
ゲーム本体データ、セーブデータ、スクリーンショット、ビデオクリップなどが保存されます。

PS5は1TB(PS5 Proは2TB)が内蔵されていますが、そのすべてがユーザーに使えるわけではありません。
OS(システムソフトウェア)や各種機能が一部の容量を使用しているため、実際に使えるのは約8257GBとなっています。
内蔵M.2 SSDストレージ(増設ストレージ)
PS5にはM.2 SSDスロットが用意されており、対応するSSDを取り付けることでストレージを直接増設できます。

メリット
- PS5のゲームを内蔵SSDから直接起動できる
- 読み込み速度が速く快適
- システムストレージと同等のパフォーマンスを実現
デメリット
- 対応するSSDに限りがある(Gen4、読み込み速度5,500MB/s以上、ヒートシンク付き推奨)
- 取り付け作業が必要(カバーを開けて物理的に装着)
PS5公式が公開している対応条件を満たすSSDを選ぶ必要があります。
知識があまりない方は、ここが少しハードルに感じるかもしれません。
USB拡張ストレージ(外付SSD)
PS5にはUSBポートがあるため、外付けのストレージ(SSDやHDD)を接続して容量を拡張することも可能です。

メリット
- USB接続ですぐ使える(工具不要・初心者でも簡単)
- 大容量モデルも比較的安価
- データの移動・バックアップにも便利
デメリット
- PS5用ソフトは外付けストレージから直接起動できない
- PS5のゲームを遊ぶには本体ストレージに移動する必要がある
- 読み込み速度は内蔵SSDに比べて遅い
とはいえ、PS4のゲームを遊ぶ場合や、使っていないゲームを一時的に保管しておくには非常に有効です。
PS Plusのクラウド
ゲームのセーブデータをクラウド上にバックアップしておくことができます。

万が一の故障や本体の買い替え、別のPS5でのプレイなどでも、続きからすぐにゲームを再開できるようになります。
このクラウド保存機能を利用するには、PlayStation Plus(PS Plus)への加入が必要です。
このうち、ゲームデータを保存できる容量を増やせるのは、内蔵M.2 SSDストレージとUSB拡張ストレージの2つです。
内蔵M.2 SSDストレージを増設する方法
本体と同じような高速読み込みが可能で、PS5ゲームを直接起動できる唯一の増設方法です。

必要なもの
小型プラスドライバー
PS5対応のM.2 SSD
- 規格:PCIe Gen4 x4 対応
- 読み込み速度:5,500MB/s以上
- サイズ制限:2230~22110(長さ)、厚さ最大11.25mm
- ヒートシンク:必須(内蔵時に熱を持つため)
取り付け手順
- PS5の電源を完全にオフにする
- 本体カバーを外す(白い側面カバー)
- M.2 SSDスロットのカバーを外す
- M.2 SSDをスロットに差し込む
- SSDを押し下げてネジで固定する
- スロットカバーと本体カバーを戻す
PS5を起動すると自動的に「M.2 SSDをフォーマットしますか?」という画面が表示される→「フォーマットする」を選択して完了。
M.2 SSDを取り付ければ、本体と同じパフォーマンスで大容量化が可能になります。
USB拡張ストレージを増設する方法
USB拡張ストレージを使用することで、簡単に容量を増やすことができます。

必要なもの
対応するUSBストレージ
- USB 3.0以上の規格(USB 3.1やUSB 3.2にも対応)
- 容量は250GB〜最大8TBのものが使用可能(PS5は最大8TBのUSBストレージをサポート)
- 外付けSSD推奨
PS5のゲームデータを保存する際、外付けSSDのほうが読み込み速度が速く快適です。
取り付け手順
- PS5の電源を切る
- PS5本体の電源を完全にオフにする
- USB拡張ストレージをPS5のUSBポートに接続
- PS5を起動する
- 初回接続時に、「USBストレージのフォーマット」画面が表示されるので「フォーマットする」を選択する
フォーマットが完了すると、外付けストレージの使用が可能になります。
PS5には前面と背面にUSBポートがありますが、ゲームデータの保存には背面のUSBポートを使うことをおすすめします。
まとめ:あなたに合ったストレージ拡張方法を選ぼう
PS5のストレージ不足に悩んでいる方は多く、それを解決するにはの2つの方法があります
- 内蔵M.2 SSDを増設する → パフォーマンス重視の方におすすめ
- 外付けSSD/HDDを接続する → コスパ・手軽さ重視の方におすすめ
それぞれに特長があるので、自分のプレイスタイルや予算、スキルレベルに合わせて選びましょう。