PS5の持っているスペックついて知りたい方へ。

PS5って何がすごいの?

一言でいうなら
圧倒的な映像美と新たなゲーム体験を実現させたことだね。
この記事はPS5の機能について、ゲーミング用語にくわしくない方にも分かりやすく解説します。
ちなみに「PS5」と「PS5デジタル・エディション」の違いはディスクドライブの有無だけです。性能に違いはありません。
PS5本体の違いについては「PS5どれがいい?本体の違い&おすすめモデル初心者にもわかりやすく解説」でまとめてあります。
PS5の性能
PS5でしかできないゲーム体験について
新たに何ができるようになったのか
【スペック比較】PS5 vs Switch|数字で見る性能差
まずはPS5のスペック表をご覧ください。
PS5 | Switch | |
CPU | AMD Ryzen Zen 2(8コア) | NVIDIA カスタムTegra |
GPU | RDNA 2(10.3TFLOPS) | Maxwell GPU |
メモリ | 16GB GDDR6 | 4GB LPDDR4 |
ストレージ | 825GB SSD(超高速) | 最大32GB eMMC(microSD対応) |
映像出力 | 最大4K/120fps、8K対応 | 最大1080p(携帯時720p) |

表を見ても何がすごいのか分からないよ

分かりやすく説明するからまかせて!
5つのPS5すごいスペック
次世代機であるPS5にしかない魅力をご紹介します。
- DualSenseコントローラーの没入感
- レイトレーシングによるリアルな映像
- 4K(高解像度)
- 超高速SSD
- Tempest 3Dオーディオ立体音響
DualSenseコントローラーの「没入感」って何?

PS5のコントローラー「DualSense(デュアルセンス)」は、ただの操作デバイスだけでなく手で感じるエンタメに進化したって感じです。

ざっくり言うと、
ゲームの中の「感触」を手で感じられるってことです!
ハプティックフィードバック(振動の超進化版)
ブルブルと震える普通の振動と違って、質感・素材の違いまで表現されています。
キャラクターが雪の上を歩くと「サクサク」、泥道だと「ぬちゃっ」みたいに、触感が手に伝わります。
銃を撃ったときの反動、車が滑ったときのタイヤ感なども手で感じられます。
アダプティブトリガー(抵抗感が変わるボタン)
R2・L2ボタンに重さや引っかかりが発生します。
ゲームの中の力加減をリアルに再現してくれるのです。
弓を引く時 → だんだん重くなる。銃がジャムった時 → 押せない。

まるで”そこにいる感覚”を味わうことができるよ!
アストロボット
ホライゾン
GT7
レイトレーシングによるリアルな映像

レイトレーシングとは、「光のリアルな動き」をシミュレーションする技術です。
リアルな「影」の表現
光の角度や物体の位置で、自然に変わる影が表現されています。
木の影が風で揺れたり、キャラの影がリアルに落ちたり、より自然になりました。
本物みたいな「反射」
ガラスや水たまりに、周囲の景色やキャラがリアルに映る表現が可能になりました。
しかも、動きに合わせてちゃんと変化するんです!
映画みたいな「ライティング」
太陽光や室内の光が、物に反射して他の場所を照らす(間接光)の表現
暗いシーンでも“ちゃんと見える”理由はこれです。

「これ実写かと思った…」ってくらい映像がきれいだね

ゲームの世界に本物の“光と影”が宿るようになったのが、レイトレーシングのすごさなんだ!
4K(高解像度)
画面は小さな点(ピクセル)の集まりでできています。
4K=3840 × 2160 ピクセル
解像度が高い(きめの細かい)映像となります。
つまり画面が大きくなっても画質が荒れなくなります。
拡大しても映像がはっきり見えるのです。
解像度が高い(画質がキレイ)
4Kは3840×2160ピクセルもの情報量も持っているので、より細かい描写が可能になりました。
背景の風景、キャラの顔、服の質感などがリアルに表現できます。
高フレームレート×4Kでヌルヌル動く
PS5は最大で120fpsに対応しています。
4Kかつ高フレームレートで遊ぶと、動きがスムーズで目が疲れにくいし、操作もしやすくなります。
超高速SSD
従来のPS4だと、ゲームのロード(読み込み)に数十秒〜1分かかっていました。
PS5は… ロード時間が数秒!
ゲームによっては一瞬で次のシーンに切り替わる!なんてこともあります。
ゲーム世界がより広く&自由に
今までのHDDや普通のSSDだと、データの読み込み速度が遅いので、
- 長いロードを挟む
- 無理に細かくエリアを区切る
などの技術的な制約がありました。
超高速SSDならマップを分割しなくていいから、広大な世界を自由に移動できるようになりました。

超高速SSDがあるから、ゲーム世界の作り方が変わったんだ!
Tempest 3Dオーディオ立体音響

ゲーム内の音を、「前後・左右・上下」あらゆる方向から聴こえるようにしてくれる技術。
音の方向が正確にわかる
足音が後ろから近づいてきた
敵が右上の建物の中にいる
雨が自分の真上から降ってくる感覚
立体的な音の空間を再現してくれます。
環境音が“その場にいる”レベルでリアル
リアルな音が臨場感や没入感を上げてくれます。
森の中なら木の葉の音、風のそよぎが周囲から聴こえる
洞窟の中なら音が反響してこもるように聴こえる
空間の空気感ごと音で伝わるのがTempestの強みです。

スピーカーでも使えるようになってきてるけど、イヤホン or ヘッドホンが一番リアルに感じやすい。
PS5Proとの違いは「」でくわしくまとめてあります。
デメリット:高スペックが活かせていない

ゲーム性能が格段に上がったPS5ですが、その高スペックを活かせていないのがデメリットです。
DualSenseコントローラーやTempest 3Dオーディオ立体音響はゲームソフトが対応していないと意味がないのです。
まだまだ対応しているソフトが少ないのが残念なところです。
PS5の性能に対応しているソフト
せっかくPS5をもっているなら、その性能を体験してほしいです。
おすすめのゲームソフトをご紹介します。
DualSenseコントローラー対応ソフト
- アストロボット→PS5の性能を直感的に理解できる
- Marvel’s Spider-Man →ウェブを発射する際の弾力や、敵にヒットした際の衝撃
- The Last of Us Part II→弓の弦の張力や射撃の反動、モーターボートの移動時のガタガタ感
Tempest 3Dオーディオ立体音響対応ソフト
- 『ホライゾン フォビドゥン・ウエスト』→ 風の音とか獣の気配が超リアル
- 『デモンズソウル』→ 敵の足音や剣を振る音が立体的でゾクゾク
- 『ラチェット&クランク』→ 爆発音やエフェクトが頭の周囲を駆け回る感じ