子供に「あつまれどうぶつの森」を与えようか迷っている方へ。

売上1000万本の超人気ゲーム!

発売から5年以上たった今でも売れているロングセラー作品!
発売当初コロナ禍のタイミングと重なり、「生活の安心やつながり」を求める人々に大きく支持されました。
友達との島交流やのんびり自分のペースで楽しめるという特徴が追い風となり、大ヒットにつながりました。
発売日:2020年3月
ジャンル:スローライフ
開発元:任天堂
対応機種:Nintendo Switch
発売から5年以上経っても売れ続けているのは、親が子供に与える最初のゲームとして選ばれ続けているからでもあります。
当記事では、「あつもり」が子供や親に支持され続けている理由について、解説します。
「あつもり」ってどんなゲーム?
Nibtendo Switch向けのスローライフゲーム。

プレイヤーは無人島に移住して、自分だけの理想の島を作り上げていくのが目的です。

すべて自分のペースで進められるのが最大の魅力!
他のスローライフゲームとの違いは、現実の時間や季節とリンクしているという点です。
ゲーム内の時間はNintendo Switch本体の時計と連動しています。
朝になると島も明るくなり、夜になると空には星が輝きます。
季節も現実と同じように移り変わるので、春には桜が咲き、夏には虫が大発生、秋には落ち葉が舞い、冬には雪が積もるといった自然の変化を感じられます。
さらに、季節ごとに特別なイベントも開催されます。たとえば、
- 春:イースターイベントで「タマゴ」を集める
- 夏:花火大会や虫取り大会
- 秋:どんぐりやまつぼっくりを集めて秋の家具作り
- 冬:クリスマスイベントや年越しカウントダウン
こうしたリアルな季節感とともに、日々の生活を楽しめます。
「あつもり」のスローライフってどんな感じ?
「あつまれ どうぶつの森」の魅力は、なんといっても「スローライフ」!
忙しさやゲームのクリア目標に追われることなく、プレイヤーは無人島で自分の好きなことを、好きなタイミングでのんびり楽しめます。

天気のいい日には、虫取り網を持って草むらを駆け回ったり、木を揺すって家具やフルーツを探すのも楽しいひとときです。
魚や虫は季節によって種類が変わるので、コレクションするのもやりがいがあります。

時間に追われることがなく、何をするかはすべて自分次第!
島には個性豊かなどうぶつの住民たちが暮らしていて、話しかければ日常会話を楽しめます。
プレゼントをあげたり、手紙を送ったりすることで、少しずつ仲良くなっていく関係性も魅力のひとつです。
- 花を育てて交配させる「ガーデニング」
- 石や木材を集めて家具や道具を作る「DIY」
- 自分の家を好きな内装にカスタマイズ
- 島全体の景観をデザインできる「島クリエイト」
など。のんびりと毎日を楽しむ方法は人それぞれです。
推しの住民たちとの暮らし
さまざまなどうぶつの住民たちがプレイヤーと一緒に島で暮らしています。

登場する住民の種類は400種類以上!
それぞれが名前・性格・口ぐせ・好きな色や家具まで違っていて、本当にそこに住んでいるかのようなリアルさがあります。
住民には「元気」「ぼんやり」「ハキハキ」「ふつう」「キザ」「オトナ」などの性格があり、会話の内容や行動にもその性格がよく表れています。

住民の一人ひとりが島での生活を楽しんでいる様子もほっこりポイント。
釣りをしたり、読書をしていたり、外で歌をうたっていたりと、彼らの自然な行動を見ているだけでも癒されます。
新たに移住してくる住民や、引っ越してしまう住民もいたり、まさに一期一会の出会いです。
推しの住民を島に来てもらう方法については、「あつまれ どうぶつの森」住民厳選|推しを島に迎える・呼ぶ方法ガイドでまとめています。
自分だけの島:島クリエイト
「あつまれ どうぶつの森」の大きな魅力のひとつが、「島クリエイト」という機能です。
無人島の地形やレイアウト、道のデザインなどを自分の手で自由に変えられるシステム。
自分だけの理想の島作りが楽しめる
ゲームをある程度進めると使えるようになる「島クリエイター」という機能を使えば、
- 崖を削ったり、高台を作ったり
- 川や池を自分で掘ったり流したり
- 道を舗装して街のようにしたり
などの本格的な地形の変形ができるようになります。
まるでブロック遊びやおままごとのような感覚で楽しめるので、想像力や空間認識、配置のセンスを育てる遊びとしてもおすすめ。

まさに創造の楽しさ!
「あつもり」の島クリエイトは、「正解のない自由な表現」を楽しめる場所です。
複数プレイ:家族で兄弟で友達と
「あつまれ どうぶつの森」は、1つの島を複数人で共有できます。
Nintendo Switch1台があれば、最大8人まで同じ島に住むことができ、それぞれが自分のキャラクターで生活を楽しめます。
プレイヤーの人数分のjoy-conやコントローラーがあれば、同時にプレイ可能です。
「あつもり」は1台のwitchに対して1つの島となっています。
1台のSwitchで家族や兄弟で共有する場合、1つの島を各アカウントがプレイすることとなります。
それぞれ違う島が欲しい場合は、人数分のSwitch本体とソフトが必要です。
複数人プレイについては、あつまれどうぶつのもりでまとめています。
気になった点
実際にプレイしてみて気になった点もありました。
Switch1台につき島は1つだけ
1台のNintendo Switchでは、1つの島しか作れません。
そのため、家族で共有して遊ぶ場合、他の人のプレイ内容や配置に影響されることがあります。
自分の思いどおりに島を作りたい子にとってはストレスになるかも。
島クリエイトは序盤できない
島を自由にデザインできる「島クリエイター」機能は、ゲーム序盤では使えません。
数日〜1週間ほどプレイしてから解放されるため、最初は自由度が低く感じることもあります。
待つことが多い
あつ森は現実の時間と連動しているので、建物の完成やイベントの開催などに実際の1日がかかることがあります。
すぐに結果が欲しい人には、少しもどかしく感じるかもしれません。
総評:初めてのゲームにぴったり
子どもにとって「はじめてのゲーム」としておすすめできる一本です。
スピードを求められるアクションは一切なく、島でのんびりと暮らしながら、自分のペースで遊びを広げていけます。
現実とリンクした時間の流れや季節のイベントを通じて、「今日は何があるかな?」「明日もまた遊びたいな」というワクワク感を自然に味わうことができます。
それは単なるゲームを超えて、子どもの感性や創造力を育てるデジタルな遊び場と言えるでしょう。