PS5で映画を観ると画質はどう?DVD・Blu-rayの再生性能を徹底解説!

サムネ画像「レビュー」

PS5で再生できるDVD・Blu-rayの画質について知りたい方へ。

DVDやBlu-rayを再生したとき、画質は綺麗なの?

ゲームくん
ゲームくん

画質について専用プレイヤーと比較して解説するよ!

PS5はゲーム機でありながら高性能なメディアプレイヤーとしても使える万能マシンです。

DVD・Blu-ray・4K UHD Blu-rayまで再生でき、設定次第では専用プレイヤーに迫る映像体験が可能です。

当記事では、PS5で映画を観たときの画質・再生性能・対応ディスクの種類をわかりやすく解説します。
「映画用にPS5を活用したい」「専用のBlu-rayプレイヤーと迷っている」そんな方は、ぜひ参考にしてみてください。

PS5の対応ディスク

すべてのディスクが再生できるわけではないので、ご注意ください。

DVD

再生可能なディスクの種類

著作権保護の確認のため、初回再生時にインターネット接続を求められることがあります。

DVD自動でアップスケーリングあり
Blu-ray(BD)フルHD(1080p)で再生可能
4K UHD Blu-ray(Ultra HD)4K+HDR対応で超高画
CD×非対応(音楽CDも再生不可)
データディスク(MP4等)ファイル形式によっては再生可能

海外版DVDやBlu-rayは、リージョンコード制限のため日本版PS5で再生できない場合があります。

PS5での画質はどのくらい?

DVD、Blu-ray、4K UHD Blu-rayの3つのメディア別に、それぞれの画質や特徴をわかりやすく解説します。

DVD再生時の画質

DVDの元の画質は標準画質(SD)で、解像度は約480p(720×480ピクセル)です。
そのまま再生すると、フルHDや4Kテレビの大画面では少し粗く感じることがあります。

4KのサイズはHDの4倍

PS5にはアップスケーリング機能が搭載されていて、DVD映像をより高解像度に変換し、映像を滑らかで鮮明に見せてくれます。

「アップスケーリング機能」とは?

解像度が低い映像を、再生機器が自動的に高解像度に変換して表示する技術のこと。

映像の細かい部分を補完したり輪郭をシャープにしたりしながら、低解像度の映像をより高精細に「引き伸ばす」役割を果たします。


元の映像情報が少ないため、完全にBlu-rayや4K映像の美しさには及びませんが、かなり見やすくなるのが特徴です。

Blu-ray再生時の画質

Blu-rayディスクはフルHD(1080p)解像度で収録されているため、DVDと比べて格段に綺麗な映像を楽しめます。
PS5はBlu-rayの再生に最適化されており、映画の細部や色彩の深みがしっかり表現されます。

4Kテレビで再生しても、PS5が適切に映像処理を行うので、鮮明で臨場感のある映像が楽しめます。

 4K UHD Blu-ray再生時の画質

PS5は、4K UHD Blu-rayの再生に対応しています
解像度は3840×2160ピクセルの4Kに加え、HDR対応で、明暗差や色彩表現が格段に豊かになります。

HDRとは?

「High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)」の略。

映像の明るい部分と暗い部分の差(ダイナミックレンジ)を広げて、よりリアルで自然な映像を表現する技術のこと。

映画館のような迫力ある映像を自宅で楽しみたいなら、4K UHD Blu-rayは最高の選択です。


ただし、4K対応のテレビと高速HDMIケーブル(HDMI 2.0以上)が必須となるので注意しましょう。

PS5を映画プレイヤーとして使うメリット・デメリット

PS5は「ゲーム機+映画プレイヤー」として非常に便利で高性能ですが、映画鑑賞に特化した専用機と比べると、細かい部分で差が出ることもあります。

使う上での良い点・気になる点をまとめました。

メリット

  • 1台でゲームも映画も楽しめる
  • 映像の読み込みや再生が高速
  • 高画質・高性能な映像処理
  • ストリーミングサービスも視聴できる

4K UHD Blu-ray対応やアップスケーリング機能など、画質面でも専用プレイヤーに引けを取りません。

デメリット

  • 動作音(ファンの音)が気になる場合がある
  • 音質にこだわるなら別機器が必要な場合も
  • 映像設定の細かい調整ができない

専用のBlu-rayプレイヤーではできる色調整やノイズリダクションなど、一部の映像調整機能はPS5には搭載されていません。

画質を最大限に引き出すための設定と注意点

画質をより良くするためには本体だけでなく周辺機器や設定にも気を配ることが大切です。

HDMI 2.0以上の高速ケーブルを使うこと

特に4K UHD Blu-rayを観るなら、HDMI 2.0以上(できればHDMI 2.1対応)のケーブルを使わないと、4K画質やHDR映像が正しく伝わらない場合があります。

画質や安定性に影響が出ることもあるため、信頼できるメーカーのケーブルを選びましょう。

PS5本体の映像設定

設定を最適化することで、映像の明暗差や色彩が豊かになります。

PS5本体が3種類並んだ画像
  • 映像出力解像度は「自動」か「2160p(4K)」に設定
  • HDRは「オン」に設定する
  • HDMI信号形式は「フルRGB」推奨

テレビ側の設定

映画視聴時は画質や色味の再現性を重視したモードに切り替えるとより自然な映像になります。

  • HDRを「オン」に設定する
  • リフレッシュレートの設定を最大に
  • 画質モードは「シネマ」や「映画モード」に

HDR対応のテレビで観ると、明暗のコントラストがくっきりし、色の鮮やかさが段違いです。

まとめ:こんな人にはPS5での映画視聴がおすすめ!

PS5はゲームだけじゃない、映画視聴にも強くおすすめできます。

  • ゲームも映画も1台で楽しみたい人
  • 4K UHD Blu-rayの高画質を自宅で楽しみたい人
  • ストリーミングサービスも併用してエンタメを充実させたい人
  • 映像のアップスケーリング機能を活かして昔のDVDも綺麗に観たい人

PS5はゲームと映画視聴を一台で完結したい方にぴったりの機器です。

高画質で快適な映画体験を求めるなら、ぜひPS5の活用を検討してみてください。